大学を卒業して。期待と不安を抱きながら社会人デビューを迎え、1ヶ月を迎える時。
仕事の大変さや今までと違った人間関係。慣れないことが続き、なかなか職場に馴染めないと感じてしまいます。
正直。辞めたいなと感じているところでしょう。しかし、ちょっとだけ待って。今だけが上手くいっていないだけかもしれない。就活も頑張ってやってきたのだから、今すぐ諦めるのはもったいない。
少しだけでもいいので職場に馴染めるようにチャレンジしてみて下さい。
職場に馴染めないのは新卒だからなのか
学生時代にアルバイトをして生計を立ててた人は別ですが。そうでない場合は。
仕事(アルバイト)=お小遣い稼ぎ
の感覚が社会人となっても抜けていない時があります。しかし、周りの人達は。
仕事=生活(生きていくこと)
になっているので、今までに経験したことのない環境にいます。その経験値の差が馴染めないという状況を作っています。
まずはそのマインド(思考)から変えていく必要があるのです。生きていくということにはお金が必要あります。なので、労働という支払いをして賃金という支払いを貰います。
この切替が上手く出来ていないと『学生気分が抜けていない』となってしまうので、職場など仕事をする上で馴染めないと感じてしまうでしょう。
職場に馴染めないまま1ヶ月が過ぎるのだけれど
『5月病』そんな言葉もありますが、実際に悩んでいる時にそんな言葉で片付けられたくないですよね。
でも、仕事を始めて1ヶ月ぐらいの時期が緊張感も解れて少し周りも見えるようになってきて悩み易い時期でもあります。馴染めないと感じ始めることが多いです。
職場には色々な人がいます。性格や考え方もそれぞれ違います。そんな人全てと仲良く出来る訳はありません。合わない人間。嫌いな人間は必ず出てきます。ここで難しいのが仕事。職場という関係上多少なりとは関わり合いを持たなくてはいけないということです。
1ヶ月という短い時間の中で仕事。業務を覚えながら、人間関係も完璧に構築するのは至難の業です。そして、同僚や学生時代との友人とのギャップに劣等感を抱くシーンもあるかもしれません。しかし、そんなもの『隣の芝生は青い』と同じです。アナタとは違う悩みを抱え、右往左往していますよ。
なので、1ヶ月そこそこで自分の可能性を見限ってしまうのはもったいないですよ。でも、なにから。どこをどうしてらいいか分からない。そう思うので1ヶ月目から。むしろ初日から出来ることを。
そうして、継続していけばより力になりますよ。
職場での人間関係を構築するには
どうしても社会経験が不足していると、自分に合わない人とは距離を取ってしまい関わり合いようにしてしまいます。しかし、職場という場所には様々な年代で様々な考え方の人がいるので合わない人が多いです。その中で上手に人間関係を構築するには。
挨拶やお礼を言ったりすることを心がけてみましょう。
仕事にも慣れていないのでミスをすることもあります。その時に謝罪の言葉だけでは無く、一言。「教えて頂いてありがとうございます」と付け加えるだけで相手の印象は上がります。ミスをすることは慣れていない内は当たり前です。それを注意されたからといってふてくされたりしていると相手も感じの悪いヤツだなと思ってしまうので止めましょう。
また、挨拶も自分から率先してしていきましょう。これも自分からすれば相手も答えやすいですし、慣れてくれば相手から話題を振られるようにもなります。そうすることによって少しずつ新たな環境に馴染めるようになっていきます。
あとは、いきなり職場全ての人と馴染もうとするのではなく一人一人と打ち解けていくことも大事です。なので初めは職場で自分にとって話し易い人から話していき、少しずつでも慣れていく方がいいです。そこから、徐々に輪を広げていくようにしていった方が無理なく馴染めていけますよ。
その時に明るくハキハキと話せれば、尚、いいです。職場に馴染めそうにもない。仕事が出来ないと暗い態度で話されても相手には良い印象を与えません。なので、出来るだけ明るくハキハキと話すことで。明るく元気のあるヤツだなと好印象を与えられます。それに、プラスしてお礼を言うということが出来れば。やる気もあるしいいな。と思ってもらえることが出来ますよ。
それでも、難しいなと思うならコミュニケーションが苦手。改善や会話をしないでも済む方法を参考にしてみて下さい。
さいごに
最初はどうしても上手くいかないかもしれません。それでも続けていく内に馴染めていけますよ。誰だって始めは馴染めないものです。でも、少しずつでも確実に馴染めていけます。ただ、人間。得手不得手があるように少し馴染むのに時間がかかるだけです。
でも、そこがアナタの強みになります。時間をかけた分より良い職場での人間関係が出来ます。それで、部下が出来て同じように悩んでいたら優しく手を差し伸べて支えてあげられる存在になれますよ。
そして、そこに信頼関係が生まれます。