牡蠣には生食用と加熱用があるんです。味はどうなの?加熱はOK?

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気温も下がり、寒さを感じるようになってきましたね。この季節になると『牡蠣』が美味しい時期にもなりますね。スーパーでもよく見かけるようになります。そんな牡蠣ですが、生食用と加熱用の二種類があるのご存知ですか?
あることは知っていても詳しい違いは知らないかもしれません。なので、ここにまとめてみますね。

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牡蠣には生食用と加熱用があるんです

牡蠣には生食用と加熱用の二種類があります。そのままの意味で生で食べてもいいものか、加熱調理しないといけないものかと違いです。そうなると大体は鮮度の違いなのでは無いかなと考えちゃいますよね。でも、そこに落とし穴があるんです。そもそも、今の日本で鮮度の悪いものを売り出したって会社として危ない橋を渡るだけしかありませんよね(笑)
なので、明確な違いは「ノロウイルス」にあるんですよ。鮮度ではないのです。このノロウイルスが一般的に牡蠣にあたったと言われる原因です。

生食用の牡蠣は国の定めた厳しい規定の審査をクリアした海域か専用の施設で殺菌、洗浄したものになります。加熱用はそれ以外ということです。
ノロウイルスは加熱によって死滅しますので、加熱用となっているんですよ。

牡蠣の生食用の味はどうなの?

それで、味の方はどうなんだろう?やっぱり、生食用の方が美味しいんじゃない?
そう思いますよね。ここで残念なお知らせなのですが、牡蠣としての味は一般的には加熱用の方が美味しいんです。(一般的にと述べたのはスーパーなどで流通している手に入りやすいものになります)
そんなはずない。そう思われるかもしれませんが、これは日本人の思い込みですね。生で食べられるものは鮮度が良くて美味しいと思われがちですし。
しかし、牡蠣の生食用はあくまでも「ノロウイルス」が基準です。なのでエサが豊富な沿岸部で育った牡蠣は十分に栄養を蓄えていて美味しいのですが、同時にノロウイルスも一緒に取り入れています。なので加熱用になってしまうのです。

また、生食用は施設で殺菌する時に2~3日エサを与えずにウイルスを吐き出させるので身が痩せてしまいます。このため牡蠣本来の味が落ちてしまうのです。生で食すためとはいえ勿体無いですね。ですので、生食用だから絶対に美味しいということは無いんですよ。

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でも、生食用でも美味しい牡蠣を作っている生産者さんはいます。しかし、流通の面で少ないです。ネットなどで直接に取り寄せる方がいいですよ。

牡蠣の生食用を加熱してもいいの?

元々が生食用なので加熱しても問題無いですよ。しかし、先程も述べた通りに生食用の方が味が落ちてる場合もあります。あくまでも、生食用は牡蠣の喉越しを楽しむ為のものです。なので加熱する場合でも半生ぐらいにしておいた方が生と加熱の中間を味わうことが出来るのでオススメです。鍋や牡蠣しゃぶにしてもいいですね。
完全に加熱するなら加熱用にした方が牡蠣の味を楽しめていいので、調理法によって使い分けるのがいいですよ。カキフライや天ぷら、お吸い物にアヒージョなんでも出来ますね。

最近の個人的なマイブームは『湯豆腐』です。しかも、塩をいれ塩分を利かせてポン酢いらずにした感じです。これは牡蠣以外の魚介類でも使えるので便利ですよ。

さいごに

牡蠣の意外な新事実では無かったですか?まぁ、全ては鮮度では無いということです。
なのでその時での牡蠣の楽しみ方をして下さいね。

「牡蠣の下処理の方法」はこちらを確認して下さいね。
「牡蠣の保存方法」について知りたい方はこちらもチェックしてみて下さいね。

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