前回。あん肝の下処理の方法について書いた時に思いついた。あん肝味噌。その記事の中で少しレシピも書きましたが、頭の中のイメージだけだったので試しに作ってみました。
今回の「あん肝味噌」は「あん肝の味噌漬け」はではありません。私なりにネットで検索をかけてみましたがあん肝の味噌漬けしか見つけられませんでした。なのでオリジナルかも!?と言っちゃいました(笑)
もし、そのようなレシピがあったらごめんなさいですね(汗)
あん肝味噌の作り方
今回ご紹介する「あん肝味噌」とは日本料理に「玉味噌」っていうものがあるんですがそれにあん肝を混ぜたら美味しいんじゃないかなという発想の元作ってみました。
あん肝は鍋や味噌汁にも使うので味噌との相性はいいです。なのでイケるかなと思いましてとりあえず作ってみようという感じです。
~材料~
・あん肝(蒸してあるものでも大丈夫です)
・白味噌(今回は西京味噌を使いました)
・卵黄
・みりん
・酒
~作り方~
・あん肝は下処理をしたものを使います。
・あん肝を潰しやすい大きさに適当に切ります。
・適当に切ったあん肝も極弱火で炒ります。(蒸してあるものはこの工程は必要ありません)
・一度火を止め。炒ったあん肝に味噌、卵黄、みりん、酒を加えてよく混ぜます。
・完全に混ざったら、再度火を着けます。この時は弱火です。
・焦げ付かないように混ぜながら煮詰めていきます。
・ぽってりとした状態になったら完成です。
味噌を煮詰める時は焦げ付きやすいので常に混ぜているようにすると失敗しにくいですよ。
今回は蒸す前のあん肝で作りましたが、元々は蒸したあとのあん肝が食べきれなかった時に使えるんじゃないかなと考えたレシピなので蒸してあるあん肝で大丈夫です。あん肝を炒る時も焦げ付きやすいので蒸してあるものの方が簡単に作れるとはずですよ。(まだ、蒸してあるもので試してはいませんが)
今回は西京味噌を使ったので砂糖による加糖はしていません。また、みりんで甘みを追加してみましたがさっぱりとした感じで仕上げたい、甘いのが苦手という方なら酒だけで大丈夫ですよ。
そうそう。あん肝の下処理の方法が分からない方はこちらで確認してみて下さいね。
次は写真で説明していきますね。
今回使う白味噌。西京味噌です。
あん肝を潰しやすいサイズに切りました。
フライパンに入れます。
極弱火で加熱していきます。
大体が炒れてきました。(蒸してあるものならこの作業は不要です)
味噌を入れて。
みりんと酒。卵黄入れた写真を撮るの忘れちゃいましたがここで入れます。
混ぜ合わせます。この時は火を着けていません。
弱火で焦げ付かないように煮詰めていきます。
これぐらいぽってりしたら完成です。
あん肝味噌の食べ方はどうする?
さて、今回作った「あん肝味噌」ですが完成形がどのような感じになるのか分からなかったため食べ方まで考えていませんでした。なので、味噌を味見した時に使えるなと思った食べ方になります。
1番は無難にバケットやクラッカーに乗せて食べるのがいいと思います。イメージ的にディップに近いんですよね。また、トーストに塗るのもいいですよ。
他には、パスタに混ぜるのもいいかと思います。クリームソース系のパスタが合うでしょう。
卵かけご飯とあん肝も相性がいいです。ここのあん肝をあん肝味噌に変えてもイケるんじゃないですかね。少し大根おろしを添えてあげると味のアクセントになりますよ。
個人的には白和えに使うのがいいと思います。その時に少し苦味のある野菜で作ると味がはえます。クレソンを使って白和えがおすすめです。また、春菊や菜の花でもいいですよ。
もとが味噌なのでアレンジの幅が色々ある感じがします。なので色々試してみて下さい。
さいごに
最後に肝心の味ですが美味しいです。あん肝の濃厚さも感じられます。しかし、なぜだか「ウニ」の味にも感じられます。ふむ、不思議だ。
もう少し、分量のバランスを変えればもっと美味しくなるのではないかという疑問もあるので、細かい分量は書きませんでしたが、あん肝1に対して味噌1。みりん1に対して酒1で今回は作っています。
なので、いいバランスが合ったら教えて下さい(笑)
他の関連記事は
・手まり寿司とはどんなもの?作り方は簡単だった。お弁当でも使える。
・牡蠣を冷蔵庫で保存するには?保存法で冷凍はOK?保存食のレシピは