今年もそろそろ終わり。新しい年を迎えようとしています。
新年最初のイベントといえば初詣。しかし、普段はお参りとかしないし礼儀作法も知らないな。いい年齢にもなってきたし正しいやり方を知っておきたいな。
それに、ちゃんとやった方がご利益ありそうだし。打算的な考えもあるかもしれませんが。参拝方法などはマナー(神様を敬う気持ち)なので知っていて損は無いですよ。
初詣の参拝にマナーはあるのか
大衆的なマナーと言われると無いでしょう。礼儀作法も簡略化され大衆のニーズに合わせてきていますし、格式の高いところなら別ですが……
しかし、神社での基本的な参拝方法はあります。これは神様への敬う気持ち(マナー)です。
なので、あくまでも神様へのマナーです。
参拝方法は5工程です。
・鳥居の前でお辞儀。
・手水舎で手、口を洗う。
・参道の真ん中を通らない。
・拝礼(二拝二拍手一拝)
・参拝後、鳥居の前でお辞儀。
これだけです。これは初詣だけでは無くオーソドックスな神社の参拝方法でもあります。一部例外の神社(出雲大社など)を除けばこれさえ押さえておけば大丈夫です。
しかし、初詣で混雑しているとどうしてもこの通りにはいかないものです。なので、そこまで気にしなくても良いと思います。初詣は「去年1年間ありがとうございました。今年の1年もよろしくお願いします」といった挨拶の場でもありますし、神様を敬う気持ちで赴けばいいでしょう。
初詣の参拝で服装は気をつけるべきか
格式の高い神社などでは正装でないとNGな場面がありますが、初詣で近所の神社に行く場合はそこまで気にしなくてもいいです。むしろ、時期的にも寒いので防寒対策をしっかりしていった方がいいです。
しかし、神様の前ですので帽子やマフラーなどを着用している場合は。鳥居の前で外してから一礼をするといいでしょう。
神聖な場所に赴くわけですから、一般的なマナーとしての行動をすれば問題ありません。それでも人気のある神社ではその行動さえ他の参拝客の邪魔になってしまう場合があるのなら控えた方が無難な場合もありますので、その場の状況に合わせて臨機応変に対応したらいいと思います。
初詣の参拝で時間帯は気にするべきか
一般的な参拝時間は日没前がいいと言われています。これは、日没後は陰の気が満ちるので参拝には向いていないとされているからです。しかし、遷宮祭は夜中に行いますので日没後は神様の時間なのでしょう。なので、人間は遠慮するという意味かもしれません。
初詣は大晦日の深夜から年明けにかけての参拝は、二年参りといってより功徳を積める。ともいわれています。なので、そこまで時間を気にしなくていいと思いますよ。どうしても気になる人はこちらの初詣はいつまでに行けばいいを読んでみて下さい。
それよりもキチンと神様に挨拶をしにいくことが大事だと思います。
さいごに
初詣のあとは寄り道などせずに真っ直ぐに家に帰った方がいいとも言われています。これは、途中で寄り道をすると福を落としてしまうと言われているからです。
初詣に関することは基本気にしなくていいと思います。それよりも神様を敬う気持ちが大切だということです。
お願い事をする時でも、自分の事だけでは無く。神様のことも考えてもいいと思いますよ。「神様がますます繁栄されますように」と伝えてみるのもいいかもしれません。
今年1年いい年でありますように。